PERSON
社員紹介
技術で社会に貢献、
めざすは業界をリードする一流の技術者
2020年⼊社 基礎工学研究科
職種:設計開発
T.T

キャリアステップ
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2020年
入社、設計第一部に研修員として配属。電気自動車用製品(IGBT)の開発を担当。
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2024年
グループ変更により、産業用製品(IGBT)の開発を担当。
学生時代の専攻
高校時代から理工系、特に物理学に強い興味があり、大学では理系学部を選択しました。大学卒業後は専門分野をさらに学ぶため、大学院へ進学。研究室配属後は分子エレクトロニクスの研究に取り組み、実験や測定、分析の毎日を送りました。

入社を決めた理由
企業研究を進める中で、私が注目したのはパワー半導体業界。カーボンニュートラルが進む現代社会では、エネルギー効率や環境負荷の低減がより重要になると考えたためです。
その中でもミネベアパワーデバイスは、独自の高い技術力を持つ会社だと思いました。長年培ったモノづくりのノウハウを持つ部門が多い点、内製化による価格競争力が魅力的に映ったんです。
「この会社なら自身の専門分野を活かしつつ、社会への貢献も果たせる」。
素直にそう思えたのが大きな決め手でした。

現在の仕事内容
新部材の製品開発に携わっています。具体的には製品仕様の検討から部材の選定、工程設計、試作、評価までの一連のプロセスを幅広く経験中です。図面や試作結果の資料も作成しています。図面は平面だけでなく立体で作成することも。もともとCADの知識はありませんでしたが、勉強と実践を重ねた結果、いまでは3D図面を任される場面も多くなりました!
「開発」と呼ばれる仕事には、多くの工程があり、付随する業務も広範にわたります。ひとつの業務だけで1日を終える日は少なく、3~4件の打ち合わせをこなす日もあります。
開発はチームで行っていて、私のチームは6名が在籍。「協力しながら頑張っていこう」と年齢はバラバラでも、働きやすいポジティブなチームだと思っています。真面目に黙々と仕事に向き合いながら、雑談時には盛り上がる。メリハリのあるスタイルが特長です。他チームと連携する業務もあり、多くの人と関わりが持てるのも開発部門ならではの特長でしょう。

やりがいと今後の目標
同僚や上司から感謝の言葉をもらったときです。たとえば情報をまとめて資料として渡したときに「ありがとう、助かるよ!」と言われるとうれしくなります。役に立てたんだ、との実感でモチベーションもアップします。
難しい問題の解決策を見つけた瞬間もやりがいを感じます。開発は“想定外”が起こりやすく、スムーズに解決しないケースも多くて……周囲に相談したり、原因を探ったり。試行錯誤の末に解決したときの充実感は格別です。
一方で自分の力不足を感じるシーンもあります。自分のミスや検討不足で先輩たちに負担をかけてしまったときは、申し訳なさでいっぱいに。
ですが「落ち込んで終わり」ではなく、原因を考えて同じ失敗を繰り返さないと決めています。直近の目標は、現在取り組んでいる新規部品を搭載した製品の量産化です。自身が携わった部品が日の目を見る喜びももちろんありますが、産業の発展に貢献できたならさらにうれしく思います。そのためには、さまざまな経験の蓄積が必要です。先輩・上司のように多角的な視点と技術を磨きたいと考えています。そして経験の中で自分だけの「武器」=スキルやノウハウを蓄積し、一流の技術者になるのが夢です。特許権の取得や学会発表もかなえたい目標のひとつです!
1日のスケジュール
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9:00
出社・メール確認
依頼や連絡事項をチェック。
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9:00
試作部材、工程検討
試作に必要な部材を選定しつつ工程を検討。必要があれば打ち合わせを行います。
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11:30
グループミーティング
グループ内での情報共有を主にし、連絡事項を伝達します。
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12:00
試作部材、工程検討続き
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12:15
休憩
昼食は社食のときもあれば、お弁当のときも。
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13:00
技術定例会議
進捗報告、技術課題の相談を技術者間で行います。アイデアを出し合うことも。
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14:00
試作図面作成
試作品の図面を作成します。入社後覚えたCADが活躍!
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17:00
試作結果資料作成
結果報告用の資料を作成。分かりやすさを意識して情報をまとめます。
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17:30
終業
場合によっては、19時過ぎまで残業で対応することもあります。
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Pick Up !
プライベート・休日の過ごし方
ランニング 出社前に家の周りを軽く走ることが多いですが、10kmほど走ることも。フルマラソンの参加経験も何度かあります。去年は水戸市の市民マラソン大会「水戸黄門漫遊マラソン」にチャレンジしました!
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